今日の記事は『蜜蝋初心者さん』に向けて蜜蝋の色の違いについて解説します。
蜜蝋を使って蜜蝋ラップを作ったりリップクリームなどを作ってみたいけれど、蜜蝋の種類や色が違うものをみて『いったい何が違うの』と疑問に思ったことはありませんか?
蜜蝋をインターネットで探してみると、黄色い蜜蝋があったり白い蜜蝋があってどちらが何に使えるのかよく分からないですよね。
今日の記事では、そんな疑問にお答えします。
簡単に説明すると黄色い蜜蝋は未精製で、白い蜜蝋は精製済みです。
筆者が『いつも何を基準に蜜蝋を選んでいるのか』も書いてみましたので、ぜひ蜜蝋を買う際には参考にしてみてくださいね。
蜜蝋の種類『黄色い蜜蝋を白い蜜蝋』の違いについて
お店やインターネットで蜜蝋を探した時に黄色い蜜蝋と白い蜜蝋の2種類がよく目につきますよね。
先に結論をお伝えしますと、黄色い蜜蝋と白い蜜蝋の違いは未精製か精製されているかの違いです。
白い蜜蝋は不純物を取り除きさらに漂白してあります。
市販の蜜蝋入り口紅などを購入した場合には大体この白い蜜蝋で作られている場合が多いです。
白いので色を付けやすいですよね。
同じ理由で手作りコスメに使う場合なども白い蜜蝋はよく利用されています。
詳しくは本文で説明していますので、あなたの使いたい用途や好みに合わせてどちらを使うか決めて下さいね。
黄色い蜜蝋は自然に近い
黄色い蜜蝋は、天然の蜜蝋から不純物を取り除いたもので未精製で、漂白処理がされていません。
匂いは、はちみつのようにほんのり甘い匂いがします。
蜜蝋に含まれている成分も、取り除かれていないので、黄色い蜜蝋の方がたくさん残っています。
筆者はほんのり甘い香りに癒される黄色い蜜蝋の方が好きで、いつも黄色い蜜蝋を購入しています。
白い蜜蝋を使わない理由はせっかく天然成分が残っているのに『わざわざ精製してしまうのはもったいない』という理由です。
例えるならば黄色い蜜蝋はとても個性的な蜜蝋です。
ミツバチが集めた花粉や住んでいる地域性が蜜蝋の黄色に個性となって現れる。
そう考える黄色い蜜蝋を眺めているだけでも色んなスト―リーが浮かんでくるような気がしませんか?
黄色い蜜蝋を使って作ったレシピをみたい方はこちらから
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白い蜜蝋は漂白されている
黄色い蜜蝋に対して白い蜜蝋は漂白処理がされています。
不純物だけではなく色や匂いまで抜かれている場合が多いです。
色が白色なので『さらし蜜蝋』といわれることもあり、市販の蜜蝋入りの口紅などは白い蜜蝋が主に使われています。
あなたが蜜蝋キャンドルや口紅などを作って好みの色をつけたい場合は白い蜜蝋がむいています。
実際は蜜蝋の色の違いは2つ以上ある
黄色い蜜蝋といっても『明るい色の黄色に近いものから黑い色に近い黄色いもの』まで微妙に違う色があります。
それは、蜜蜂がいる場所も違いますし蜜蜂が集めてくる花の種類、花粉の量なども違うからです。
例えば、はちみつの種類には単花蜜と百花蜜とあります。
単花蜜は一種類の花からとれたもので百花蜜は複数の花からとれた蜂蜜です。
想像してみてください。
1種類のものと100種類のものを集めて混ぜたのでは、味や色に違いがあるのか分かりますよね。
また蜂の巣の状態によっても蜜蝋の色が変わってきますし、季節や時期によっても変わってきます。
私、人間の家庭の様子が違うように蜜蝋も違うのです。
蜜蝋の形はどれが使いやすい?
インターネットやマーケットなどで、売ってある蜜蝋では主にブロック状、粒状が、板状があります。
筆者がいつも買うのはブロック状が多いです。
包丁で切るかチーズ削り器で削らないといけないのですが、筆者は切る作業が苦にならないからです。
でも最近お友達に粒状の物を頂き試しに使ってみたら溶けるのも早くてとっても簡単でした。
めんどくさい作業が苦手な方は粒状、値段の安さを優先するのであればブロック状を買うのが良いかと思います。
蜜蝋はどこで買えるの?どんなお店で販売してるの?
Amazonで購入することも可能です。
楽天にも売ってあります。
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蜜蝋の色の違いと形のまとめ
いかがでしかた?
蜜蝋の色の違いについて、
- 黄色いのは未精製で漂白していないので、蜜蝋の成分がたくさんのこっている
- 白い蜜蝋は漂白されていて、匂い、色などくせがない
蜜蝋の形について
- ブロック状、粒状、板状がある。
- 使いやすいのは粒、値段が安いのはブロック状です。
黄色い蜜蝋、白い蜜蝋それぞれと特徴がありますので、あなたにあった蜜蝋を選んでみて下さいね。
今日の記事が参考になればとっても嬉しいです。
このブログでは、蜜蝋を使ったレシピがありますので、他の記事も良かったら読んでみてくださいね。