- お庭にバジルが大量に繁殖したけど何を作ったらいい?
- せっかくお庭で採れたバジル 何とか長期保存したいなあ?
- ハーブソルト(バジルソルト)を作ってみたいけどどうやって作るの?
- ハーブ(バジル)の塩漬け作りたいけど作り方が分からない
ベランダや庭でバジルを育てていると思った以上にどんどん増えてしまうバジル
大切に育てたバジルですから、色々な料理に使いたいですよね。
というわけで、本日の記事ではお庭で採れたバジルを長期保存するための『バジルソルトの作り方』を紹介します。
天干しで乾燥させたバジルで作る方法、そして、生のハーブで作る方法で試してみたので、それそれの違いについてもまとめてみました。
乾燥バジルとと生のバジルでは保存方法と保存期間が違います。
あなたは、乾燥バジルとフレッシュバジルどちらが好きですか?
お好みの方で作ってみて下さいね。
バジルソルト(ハーブソルト)の作り方
では、早速バジルソルトの作り方にいってみましょう。
乾燥させたドライバジルで作る方法
まず、最初に大事なのは、週間天気予報をみて2、3日は雨が降らないという日を選ぶことです。
せっかくバジルを外に干していたのに、出かけている時に『雨が降ってきたー」なんてことが起こると悲しいですからね。
天気予報を忘れずしっかりチェックしましょう。
作り方は簡単です。
- バジルの葉(もしくは茎の部分から)切り取る
- 水を貯めたボールで優しく泥や汚れを洗いおとす
- 水気を乾かす
- 天日干し用のネットやザルに入れて天気の良い日に干す
(手で触ってパリパリになっていたらできあがりです。)
触ってみてまだ柔らかいようならもう少し長く外に干しておきます。
次はいよいよ、出来上がった乾燥バジルを使ってバジルソルトを作りますよ。
1.乾燥バジルをすり鉢で細かく擦ります。
2.擦ったバジルに塩を入れます。
3.熱湯消毒済みのガラス瓶に入れて保存します。
バジルの乾燥のさせ方はこちらの記事に詳しく書きましたので興味のある方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
乾燥バジルのハーブソルトの保方法と保存期間
- 常温で保存できる
- 1年間は保存が可能
- 乾燥バジルは生に比べると匂いと味が弱い
長期保存できますが、時間と、ともに匂いと味は落ちてきますので、出来るだけ早く使いましょう。
我が家のあるのはスイートバジルで、普通のバジルより匂いと味が強めなので、塩を大めにしていますが、塩とバジルの量はお好みで調節してください。
乾燥バジルで作ったバジルソルトを保存するのに使ったアイテム
私が常備、キッチンで愛用しているのは、メイソンジャーです。
サイズが豊富で、他のガラス瓶に比べても割れにくく丈夫なので、我が家では手作りした保存食を入れる際にメイソンジャーが活躍しています。
蓋のサイズが共通して使えるので同じ蓋で兼用できるのも良い点です。
メイソンジャーの今いちなところ言えば、きれいに水気を拭いていないと蓋が錆びることですが、これは、拭き忘れる私が悪いので、この点だけ、あなたも気をつけてくださいね。(涙)
オーストラリア在住の方はメイソンジャーはこちらから購入可能です。
生のバジルで作る方法
1.庭に出て、必要な量のバジルの葉を採ります。
2.ボールに水をはり、バジルを入れて汚れを落とします。
3.キッチン用のタオルでバジルの水気をきれいに拭き取ります。
4.塩、バジル、塩、バジル、と交互に入れていきます。
日にちを書いて冷蔵庫で保存します。
塩漬けにした日より数日おいた方がバジルの匂いが塩に移り美味しくなります。
材料
バジルの葉 30枚
塩 お好みで
生バジルのハーブソルトの保方法と保存期間
- 冷蔵庫で保存
- 半年間保存
- 生バジルの方が乾燥バジルより匂いと味が強い
冬や気候の寒い地域に住んでいる場合は冷蔵庫で保存する必要がないかもしれませんが、その時には、日に当たらないキッチンの収納庫、パントリーなどで保存して下さいね。
その日に使うよりも3,4日おいて、バジルの香りが塩に移ってからの方が美味しくいただけますよ。
生バジルで作ったバジルソルトを保存するのに使ったアイテム
生バジルは冷蔵庫で保存したいので(メルボルンは現在暑い夏)パイレックスのガラスタッパーを使っています。
ただし、こちら蓋がプラスチックです。
もし、あなたがプラスチックを避けたいなと思っているのであれば、メイソンジャーか別の容器に入れて保存することをおすすめします。
料理研究家の栗原はるみさんいつの間にか、こんなおしゃれなジャーもデザインしていました。
↓ ↓ ↓ こちらもかわいいですよ。
栗原はるみさんの保存ジャー
ハーブソルト、バジルソルトのここが凄い!
- 簡単に作れるのに料理がおいしくなる
- 保存がきく
- キッチンにハーブソルトのビンがあるだけでなんだかおしゃれに
- ピザやパスタだけではなく色々な料理に使える
- ハーブを混ぜたり変えたりするだけで自分好みの味ができる
- 肉、魚、野菜など何でも使える
- 冬でもハーブ料理を満喫できる
バジルソルトを美味しくするには塩にこだわろう
バジルソルトの材料はシンプルです。
たった2つだけ
『バジル』と『塩』だけです。
なので、塩は天然の物を選びましょう。
間違ってもスーパーで安かったからなんて食塩(テーブルソルト)を使ってはいけませんよ。
今回、私は天然の海塩を使いました。
フランスのお塩です。
(その前に塩レモンも作り、その時に大量にヒマラヤピンクソルトを使ってしまって海塩しか残っていなかったからです。)
塩の質が良かったらどちらの塩を選んでも美味しくできますので、海塩か岩塩、どちらを選ぶかは、あなたの好みで決めて下さいね。
ハーブソルト、バジルソルトの使い方アイデア
パスタやピザなどのイタリアンに
バジルと言えばお決りのイタリア料理にピッタリですよね。
トマトとバジルの組み合わせは最強です。
ピザ生地の中にバジルソルトを入れて焼き上げたり、パスタのソース作りにバジルソルトを使うとそれだけで本格的な味になります。
肉料理、魚料理の臭いをとるのに使える
お肉や魚の臭みをとるのにもバジルソルトは使えます。
肉や魚を焼く前にハーブソルトで下味をつけておくと臭みをなくなるので、試してみて下さいね。
野菜の味付けに
我が家で定番のオーブン料理、寒い冬には、野菜を切ってハーブソルトに胡椒で味付けして焼くだけで充分、満足することができますよ。
野菜たっぷりのスープに振りかけたり、サラダにかけても美味しく頂けますよ。
素材が美味しければ調味料は、シンプルでいいんです。
ぜひ、こだわりの旬の野菜で試してみてくださいね。
パンにかける(我が家の長男の好きな食べ方)
パンが好きな長男
パンといっても日本にある菓子パンみたいなものではありません。
フランスパンやターキッシュブレッド(トルコのパン)という塩気のあるパンが好きで、焼きたてのパンにオリーブオイルとバジルソルトをちょっと振りかけて食べています。
この写真ではバジルのペーストにバジルソルトを振っています。
お菓子というよりおかずパンのようなので、美味しいワインが飲みたくなるかもしれませんよ。
おにぎりのふりかけ代わりに使う
おにぎりを握るときやトッピング代わりにも使えます。
写真では塩が見えにくいですが、バジルのペストをつけてオーブンで焼いてさらにバジルソルトと松の実をトッピングしてあります。
普段のおにぎりじゃもの足りないって時には、バジルソルトでおにぎりを握ってみてください。
バジルソルトにゴマを足せば栄養満点な簡単ふりかけとしても使えますよ。
バジルを他のハーブに変えても使える
今回ハーブソルトにバジルを選んだのは、庭に大量に生えていたからです。
青紫蘇も少しだけあったので青紫蘇ソルトも少しだけ作っておきました。
海外では紫蘇はとっても貴重なので、大事に大事に食べようと思います。
ハーブソルト(バジルソルト)の作り方まとめ
- 簡単に作れるのに料理がおいしくなる
- ハーブソルトは長期保存がきく
- キッチンにハーブソルトのビンがあるだけでなんだかおしゃれにみえる
- ピザやパスタだけではなく色々な料理に使える
- ハーブを混ぜたり変えたりするだけで自分好みの味ができる
- 肉、魚、野菜など何でも使える
- 冬でもハーブ料理を満喫できる
乾燥バジルと生のバジル、違う楽しみ方ができるので、ぜひ、両方作ってみてくださいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。