寒い時期になると、肌や唇の乾燥が酷くて、市販のリップクリームを使うと保湿どころか逆に乾燥してしまうなんていう悩みはありませんか?
私も乾燥肌で、肌が弱いのでお気持ちよく分かります。
私は市販のリップを使うのをやめて、自分で作った蜜蝋リップクリームを使うようになり約2年たちました。
この記事では唇が乾燥しない蜜蝋で作ったリップクリームの作り方を紹介しています。
市販されているリップクリームが唇に合わないと思われた方は、作ってみてくださいね。
肌に優しいもので手作りしているので、お子さんと一緒に使うことができますよ。
蜜蝋リップクリームの作り方 思っているよりずっと簡単にできます。
まず『蜜蝋って高いんじゃないかな。』と思われている方がいるようですが、そうでもありません、。
蜜蝋リップクリームで作るのに必要なのは小さじ一杯から小さじ二杯分くらいです。
なので、1回購入したら、蜜蝋リップクリームだけじゃなく、その他にも色んな蜜蝋製品を作ることができます。
私のブログでは、色んな蜜蝋を使ったレシピを紹介していますので、別の記事を参考にしてみてくださいね。
蜜蝋リップクリームの材料
蜜蝋リップクリームのレシピ 製氷機のアイス入れに2個分)
- 蜜蝋 大さじ2
- オイル(今回はペンプオイル使用)大さじ1
- ビートルートパウダー 色付け用(小さじ1)
蜜蝋って何?
蜂からとれる分泌液でみつばちたちは、蜂の巣を作るときにワックスとして使っています。
蜜蝋は抗菌性が高く、防水性にも優れています。
みつばちたちが自分の仲間を守るために、作った蝋ですが、蜜蝋は私たちの口に入っても安全です。
保湿や肌を柔らかくする効果もあるので、私たちの肌ケア用品として、蜜蝋を作った製品もたくさん売られています。
オイルについて(キャリアオイルとは?)
蜜蝋だけは、固くなってしまうので、ここではキャリアオイルを使って少し柔らかく仕上げます。
キャリアオイルとは植物からとれるオイルのことです。
- ホホバオイル
- オリーブオイル
- アーモンドオイル
- ココナッツオイル
- ヘンプオイル
- セサミオイル
- アプリコットカーネル
などなどきりがありません。
私がお風呂場に今、常備しているのは、
- ホホバオイル
- モリンガシードオイル(頂いたので今年から使用)
台所に置いてあるのは、
- オリーブオイル
- ココナッツオイル
- ヘンプオイル
ホホバオイル1つにしても作っている会社、成分、オーガニックであるのか、違うのかなどによって全然違いますから、実際にまずは使ってみてお気に入りのものをみつけて下さいね。
初めての時はまずは、家にあるオリーブオイルなどを使ってみてもいいと思います。
安物ではなく上質なオイルを使っている場合です。
オイルをいれることによって伸びやすく塗りやすくなったり、保湿力がアップします。
エッセンシャルオイル(お好みで)
外で使うのであれば光毒性の強いエッセンシャルいオイルはさけたほうがいいです。
日光に当たると、シミや炎症の原因になってしまうことがあるからです。
例えば、柑橘類、グレープフルーツ精油、ベルガモット精油など、柑橘類でも時期や生育地、収穫時期などでも変わってきますが、よく分からない時は、柑橘系精油は外ではつけないというのが、無難でしょう。
蜜蝋リップを作るのに必要なその他の材料
基本の蜜蝋リップクリームの作り方
実は溶かして固めるだけの2ステップです。
お菓子作りよりずっと簡単です。
では作り方です。
1.蜜蝋を湯煎にかけて溶かします。
2、色をつけたい場合は、色をここで加えましょう。
、’
3.ヘンプオイルは熱に弱いので火をとめてから最後にいれます。
4、型に入れて固まるのを待つ。(容器にそのまま入れても大丈夫です。)
私は、クレヨンを作っていて、少し蜜蝋が余ったので、今回、子供用に色付けリップをつくりました。
蜜蝋リップクリームの保存容器について
口に濡れて手をベタベタさせないリップタイプと手ですくって使う缶タイプとどちらがいいのか?
私は、ステンレスの小さな缶に入れて使っています。
私が使っているのはこちら(オーストラリアで購入)
日本だとAmazonでも売っていますので、これで代用してもいいかと思います。
娘用はステンレス容器の小さなソース入れを使用
理由は、直接、唇に塗ると、娘も使いたがるので雑菌が入ったり、汚れてしまいそうだからです。
例えば、子どもとお出かけして、カフェに行って、自分が塗っていたら、ごはんを食べ終わった子どもに「私にも貸して」なんて言われたら一応貸すけど、なんか、ついてそうじゃないですか??
後は、プラスチックの容器は、買わないように気をつけているからです。
せっかく安心できる材料で手作りした蜜蝋リップクリームにプラスチックの成分が溶けだしたりするのも、気になります。
そういった理由から私はステンレスの小さな容器を選び、使っています。
手作り蜜蝋リップクリームの保存期間は?
手作りレシピの保存期間ってどのくらいか気になりますよね?化粧品だったら冷蔵庫に入れた保存したり出来ますがリップクリームは出来ればカバンに入れて持きたいと思います。
しかも、リップは使う量も少ないので、なかなか量が減らないですよね。
結論からいえば、蜜蝋は蝋なので腐りません。
手作り化粧品で腐りやすい原因の一つとして水分がありますが、蜜蝋には菌が大好きな水分がありません。
またPHレベルが酸性なので、菌が繁殖できないなどの理由がありますが、入れているオイルは酸化しやすいので、なるべく早く使い切るにこしたことはありません。
もし、長く持たせたいのであれば、蜜蝋は、精製のものを使い、酸化防止剤のかわりにビタミンEを数的入れてください。
(ヘンプオイルにビタミンEは入っていますが、そのほかのオイルをお使いになる方)
蜜蝋リップを自分好みにカスタマイズしよう
色をつけてティントリップをして使おう
今回、色をつけてティントリップ風にしました。
7歳の娘がメイクアップ大好きで、普段から、私の数少ない、化粧品を貸して―といいます。
子どもに使わせるのであれば、余計に、安心できるものがいいですよね。
ならば、植物の色を利用しましょう。
日本で売っている食品着色料は、自然の色ではなく人工的に作られた食品添加物のものがありますから、使用するときはよく、原材料を確認してくださいね。
色付き蜜蝋リップクリームを塗る前
色付き蜜蝋リップクリームを塗った後
キッチンの棚をみて赤系のものは、こんなものがありました。
- ビートルートパウダー
- アサイパウダー
- パプリカパウダー(ちょっと匂う)
お家の中でどんな色が探せるか、冒険してみてくださいっ。
エッセンシャルオイルで香りをつけて、癒し効果アップ
私はリップクリームにはエッセンシャルオイルは入れません。
唇はとても敏感だからです。
刺激のあるオイルはさけた方がいいと思いますが、もし、エッセンシャルオイルを香りづけにいれたいのであれば、濃度を薄くしてほんの少し足らす程度にしましょう。
上にも記述しましたが、光毒性のある精油は避けましょう。
もし、携帯しないで、家において置き、寝る前だけつけるとかであれば、柑橘系でも大丈夫でしょう。
暑いオーストラリアの日焼け対策にも
ヘンプオイルはお肌を紫外線から守ってくれるビタミンA, そして、シミを防いでくれる
ビタミンC,が含まれていて、お肌にうるおいを与えてくれます。
普段は、お料理にも取り入れています。
ただし、ヘンプオイルは酸化しやすいので、購入したらなるべく早く使い切りましょう。
シアバターやカカオバターを足してプルプルな唇に
保湿力をもっとアップしたいときはシアバターやカカオバターなのの植物性バターを足してもオッケーですが、ほんのり甘い香りにハエが来ることがあります。
私は、家にシアバターがあるときには、シアバターも入れています。
今回のレシピは家になかったのでなし
リップを作って余ったらクレヨンももついでに作ってみよう
関連記事はこちらから ↓ ↓ ↓
蜜蝋リップクリームと市販で売られているリップクリームの使い心地はどう違う?
入れる材料にもよりますが、私のレシピの場合はちょっと固めです。
オーストラリアは暑いので、手作りリップは熱で溶けやすいんですよね。
市販のように、ちょっと柔らかい方が好きをいうかたは、分量の配分を変え、蜜蝋を減らし、オイルを多めにしてみてくださいね。
蜜蝋リップの材料を一気に揃えたいなら手作りキットを使ってみよう
通販でも購入可能な簡単キットもあるよ
[itemlink post_id=”2548″]蜜蝋リップクリームについてのまとめ
この記事ではお家にあるもので作れる蜜蝋リップクリームの作り方とレシピの紹介でした。
このレシピは販売用目的ではなく、お家で、自分が使うための目的として作ってありますので、化粧グレードまたは、医薬品グレードではありません。
なので、高度に精製されている蜜蝋は使用していません。
自分のために作ったのであなたの肌に合うのかどうかは分かりませんので、ご自分の責任で作ってくて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。